院長の外来スタイル
2021/10/30鹿児島も朝、夕などだいぶ肌寒くなってきましたね。
肌寒くなると気管支ぜんそくや咳喘息などの調子が悪くなったり、せきが出やすくなってきます。
開院して本日でちょうど1週間。
初診受診して頂く方のほとんどが「長引く咳」を主訴に受診されています。
呼吸器内科医となり20年。大学病院や中規模病院、クリニックなどで日々外来診療を行ってきましたが、やはり
「初診外来」
はいつでも緊張します。
「如何によい信頼関係を築けるか？」
これは、
「初診外来での診療・説明などで決まる」
と思っています。
当然「定期通院中」にも信頼関係構築は続きます。
ただ、やはり一番は
「初診外来がキモ」
だと思っています。
対面でしっかり傾聴し、コミュニケーションをとり、全身の診察。検査説明、治療方針の説明などなど・・・。
とにかく時間を惜しまず行います。
患者様の表情も見ながら、少しでもご理解・納得して頂けるように対応します。
そして、定期通院して頂くことになった時にも必ずお話しすることがあります。
これは大学病院時代からずっと変わりません。
「私の外来は待ちます。ただし、待って頂いたからには、しっかり毎回全身診察してお話しして対応します。どの患者様にも同じように診察していますので、時間がかかりますが、待って頂いた分しっかり診察対応します。」
とお話しします。
それはなぜか？
「同じ1時間待つのでも、薬だけだす3分診療外来よりも、しっかり診察しお話しする外来が満足して頂ける」と信じているからです。
大規模病院でも同様のスタンスでやっていましたが、２時間待って頂いた患者様でも
「いつもの先生のスタイルだからね！」
と言ってくださることが多く、クレームを頂いたことはほとんどありませんでした。
当然、当クリニックでも同様のスタイルで診察しています。
「時間をかけずに、どんどん患者さんを回していく」
のも外来のスタイルかもしれません。
ただ、これが私の外来スタイルです。
ご来院頂く患者様・付き添いの皆様も、どうぞご理解頂ければ幸いです。
また、当クリニックは生まれたての赤ん坊です。早く成長できるようスタッフ一同努力していますが、会計などでお待たせすることも多々あるかと思いますが、スタッフ皆精進してまいりますので、温かい目で見守って頂ければと思います。
