南国鹿児島でも、さすがにかなり寒くなってきました。
これだけ寒暖の差が激しくなってくると、いろいろな病気も不安定になります。
・高血圧
・気管支喘息・咳喘息
・関節リウマチ
などなど。
気温の変化、気圧の変化を受ける病気は意外とたくさんあります。
気管支喘息・咳喘息の方は、気道が敏感になっていますので(気道過敏性亢進)、
・冷気刺激
・寒暖変化
・低気圧
・唐辛子の成分「カプサイシン」
・フリスクのようなミント
で発作を起こしやすくなります。
ちょうど今のような時期や季節の変わり目に症状が出やすいのはこのためです。
あと、「風邪を引いた後に咳だけ残ることが多い」という方もいらっしゃいます。
風邪を引くことで、もともとあった「気道過敏性」が「寝た子が起きた」ように出戻ってしまい、咳が長引く状態になることもあります。
「肺は環境を映す鏡」
と恩師である教授が仰っていたことをよく思い出します。
「長引く咳」でお困りでしたら、どうぞお気軽に受診して頂ければと思います。