・当院では、発熱患者様対応のため隔離診察室を1診察室のみ設けております。「陰圧室」ではありませんが、「一人当たりの時間換気量」は厚生労働省資料の「推奨される換気量」の約2倍の
「一人当たり毎時60立方メートル」を確保し、また「換気の流れ」についても充分配慮した設計となっています。
▶厚生労働省の資料:
こちら・隔離診察室の運用隔離診察室の運用についてですが、当然通常の診察室運用とは異なります。
隔離診察室では
「一組ずつ患者様に入室して頂き、診察・会計などの一連の診療行為を行う」ことを大前提としております。
例えば、新型コロナウイルス感染症(以下、COVID19)疑いの患者様が2名いらっしゃったとします(例:A様、B様)。
この方々を一度に隔離診察室エリアで対応した際
A様:COVID19の確定診断
B様:COVID19ではなかった
となった場合、B様が「濃厚接触者」となる可能性がでてきてしまいます。
この可能性を避けなければならないからです。
以上のことから、隔離診察室使用中に
●乗用車内での待機や自宅待機が困難な患者様
●迅速な対応を望まれる患者様が来院された場合の対応に関しては、慎重に検討し判断させて頂きます。。
無用な感染拡大を招かないため、また患者様皆さんの無用な感染を防ぐために是非
ご理解・ご協力の程、宜しくお願い致します。
荒田八幡 せきと呼吸と内科のクリニック 院長